TOP 歴史案内  

            ★★ 和定食、手打ちそば、うどんの権七 ★★    

山中湖周辺の歴史あれこれ

【室町時代】 上九一色村の「一色」とは?

はじめて上九一色村という地名を見た時は、なんてカラフルな名前だろう、と嬉しくなりましたが、
正しくは、次の通りでした。

一色田 = 荘園で、一種類(一色)の賦課のみ負担していれば良い田地。 つまり、年貢だけ
納めていれば良く、その他の勤労奉仕などはフリーでいられる。地名としては、上九荘一色の
ような呼称になっていきます。

織田信長が、浅井長政と対決中の琵琶湖周辺に、あれこれと武将を配置しますが、行政権、
徴税権、軍事権、司法権などが、人により様々。実力者になるほど、全権限を一人で担当する
ので、それを 「一色支配」 という旨が、ある本に書いてありました。 (書名を忘却)